オペ室看護師に求められる経験やスキルとは

オペ室看護師は、骨折や内臓の病気など様々な状況にある患者の対応を行うため、内科や外科などの診療科目における経験が豊富な人や、臨機応変に対応できる人が重宝されています。特に、重病の患者のオペの機会が多い大学病院においては、専門看護師などの難易度が高いライセンスを持つ人や、看護師長や主任看護師などの役職を務めた人を積極採用しているところが目立ちます。オペ室看護師が担当する業務の内容は、勤務先の医療機関の方針や実際にオペを受ける患者の様態、オペの内容などによって大きな違いが見られます。そうした中、理想的な形で看護師としてオペに携わるうえで、継続して専門的な研修を受けたり、医師やベテランの看護師に仕事上でフォローを受けたりすることが大事です。
オペ室看護師は、オペの最中に心電図や人工呼吸器といった医療機器の管理を行ったり、患者の体温や血圧、脈拍などのバイタルサイン測定を任されたりする場面が多くあります。そのため、オペが円滑に進むようにするために、職場内で教育を受けるだけでなく、数か月おきに勉強会やセミナーに出席してスキルアップを図ることも大事です。なお、身体面のリスクが高いオペの前には、看護師が医師の指示を受けて持病の有無や健康状態の確認をしたり、全身麻酔のリスクや術後の経過について説明をしたりするケースもあります。そこで、求職中にオペ室看護師の仕事に少しでも関心がある時は、自分の適性やキャリアに合うかどうかじっくりと見極めをする必要があるでしょう。

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